オキシクリーンを使った「オキシ漬け」は衣類の臭いを効果的に取り除く方法として人気です。
汗や皮脂が原因となる脇の匂いは、衣類に染み込みやすく、普通の洗濯では完全に除去できないことが多いです。
オキシクリーンは酸素系漂白剤として強力な洗浄力を持ち、匂いの元となる成分を分解する力があります。
しかし、オキシ漬けをしても臭いが取れない場合もあり、その原因と改善策を知っておくことが大切です。
この方法を試しても臭いが残る理由と、さらに効果的に匂いを取り除くためのコツを紹介します。
オキシクリーンで衣類の匂いを消す!脇の匂いにも効く理由
脇の匂いが衣類に染み付くと、通常の洗濯ではなかなか取り切れないことがあります。
そんな時に役立つのが「オキシクリーン」を使ったオキシ漬けです。
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、頑固な汚れや匂いを分解します。
衣類に染み付いた匂いの原因である皮脂や雑菌を酸素の力で浮かび上がらせ、洗い流すことができます。
脇の匂いは、汗そのものよりも、皮膚の常在菌が汗に含まれる成分を分解することで発生します。
この成分は通常の洗濯では完全に落としきれず、衣類に蓄積されることが多いです。オキシクリーンは酸素の力でこうした蓄積を分解し、匂いの原因を根本から取り除きます。
強力な漂白作用を持ちながら衣類に優しく、色落ちを抑えて清潔感を取り戻せるため、日常的な匂い対策に非常に効果的です。
正しくオキシ漬けを行うことで、衣類に残った匂いの元をしっかりと除去できます。
オキシクリーンで頑固な臭いを撃退!効果的なオキシ漬けの手順
効果的なオキシ漬けの手順はこちらです。
準備するもの
- オキシクリーン(お湯4Lに対してキャップ・スプーン1杯)
- 桶(オケ)
- お湯(40-60度)
- 混ぜる棒(※金属製でないもの)
- ゴム手袋
手順
- まず、洗面器やバケツに温水(40~60℃程度)を用意し、オキシクリーンを溶かします。
- 衣類をその中に入れて、20分を目安に浸け置きします。(最大6時間まで)
- 流水でよくすすいだ後、軽く絞って通常通り洗濯します。
下記の素材はオキシクリーンが使えないので注意してください。
- ウール・ウール混紡・シルク・シルク混紡などの水洗いできない繊維製品
- 革
- ドライクリーニングのみと表示された衣類
- 宝石類・サビ・金属全般・金属製の付属品・ラテックス塗料
- ジュート・チーク材・仕上げ木材等
引用元:https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxiduke
オキシ漬けをしても臭いが取れない場合は?
オキシクリーンを使ったオキシ漬けは、脇の臭いを効果的に除去する方法ですが、稀に完全に匂いが取れないこともあります。
これはいくつかの原因が考えられます。
まず、オキシクリーンを使用する際の温度が低すぎたり、漬け置き時間が短かったりする場合、十分に臭いが分解されないことがあります。
オキシクリーンの効果を最大限に引き出すためには、規定の量を守ることも重要です。
また、衣類に残っている匂いが非常に頑固である場合、複数回のオキシ漬けが必要になることもあります。
オキシクリーン以外の対策方法:併用するべきアイテムとコツ
オキシクリーンは脇の臭いを効果的に除去する方法の一つですが、さらに効果を高めるためには、他のアイテムと併用することも有効です。
特に、酢や重曹は臭い対策に役立つアイテムとして知られています。
まず、酢は消臭効果が高く、オキシ漬けの前に衣類を酢水に浸すと、匂いがさらに軽減されます。
酢の量は、水1リットルに対して小さじ1杯程度が目安です。
これで衣類を軽く浸し、その後オキシ漬けを行うと、より一層臭いが取れやすくなります。
次に、重曹も強力な消臭アイテムです。
オキシクリーンと重曹を併用すると、臭いの原因となる細菌や汚れを効率的に分解することができます。
洗濯機に重曹を加えて一緒に洗うか、オキシクリーンと一緒に漬け置きする方法があります。
重曹は、脇の部分に直接ふりかけてから漬け置きするのも効果的です。
また、洗濯後に衣類を日光に干すことも重要です。紫外線には天然の消臭効果があり、臭いを更に軽減する手助けになります。
まとめ
オキシクリーンを使ったオキシ漬けは、脇の匂いがついた衣類の臭いを効果的に取り除く方法ですが、匂いが完全に取れない場合もあります。
匂いが取れない原因としては、漬け置き時間が短かったり、衣類に染みついた汚れが頑固だったりすることが考えられます。
その際は、酢や重曹を併用してみる、または漬け置き時間を延ばしてみることが有効です。
さらに、オキシクリーンだけでなく、洗濯後に日光で乾かすことも匂いを取る助けになります。
これらの方法を試して、脇の匂いをしっかりと取り除き、清潔感のある衣類を取り戻しましょう。
コメント